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子どもの糖尿病のケア

糖尿病の治療に際しては、家族の協力が非常に重要となります。特に、高齢者や子供が糖尿病を罹患した場合には、なおのこと周囲のサポートが必要不可欠になります。

 

子供の場合には、まず糖尿病のことを本人に理解してもらうことから始まります。そうでなくては、治療のために打たなければいけない注射に不満感を抱いたり、お菓子などに制限をかけられてしまうことへの納得ができず、ストレスを抱えたりしてしまうことになるからです。

 

子供が糖尿病になったら、まずは病気の説明を、子供が理解できるまでしてあげるようにしましょう。また、学校の方にも糖尿病のことを知らせてあげる必要があります。主治医からも一報してもらうと良いでしょう。

 

集団生活の中で孤立してしまう恐れを考えると、糖尿病の主治医から学校へ協力してもらう旨を伝えてもらうことが重要になります。ちなみに、子供の場合には糖尿病の食事療法において、成長に必要なカロリーや栄養素が優先されることになります。子供の糖尿病は、以前では1型が大半だったのに対し、近年では2型の子供も増えてきていると言います。肥満体型になってしまっている場合には、その解消にも努めてあげましょう。

 

「子供が思春期を迎えてから」

 

ヤング糖尿病というものがあります。これは、高校生くらいからの青年期にかけての糖尿病のことを指します。この時期になると食欲が増し、その上、必要なインスリンの量も増加します。そのため、カロリーの過剰摂取やインスリン不足による糖尿病の合併症発症の危険性が高まる時期でもあります。注意深く、治療効果を観察してあげるようにしましょう。

 

また、思春期に入ると精神的にも反抗心が芽生えるようになり、糖尿病の治療にしっかり取り組んでくれなくなる可能性があります。いくら食事の管理を行ったとしても、それをしっかり食べてもらえなければ意味がありません。本人自身の、糖尿病の治療に対する意識の向上が重要となります。無理に押し付けてしまうことは逆効果になりかねません。そのことを踏まえ、見守ってあげるようにしましょう。